コラム編集部
チャットの次へ——初回オンライン面談で話すこと・話さないこと
打診が通ったあとの30分を無駄にしない。起業家・投資家それぞれが準備すべき論点と、避けたい落とし穴を整理しました。

チャットで関心が伝わったら、次は短いオンライン面談です。ここで「 quant の深掘り」と「人柄の確認」を同時にやろうとすると、どちらも中途半端になります。
本記事では、初回30分を前提に、話すこと・後回しにすることを分けて整理します。
面談前に共有しておくとよいもの
- 確認したい論点を2〜3個に絞ったメモ
- (起業家)ピッチの該当セクションへのリンクや、補足1枚
- (投資家)自分の関与の深さ(情報交換のみか、メンタリング込みか)
長文の事業計画書を初回で求め合う必要はありません。まずは対話の温度を合わせる時間です。
初回で話したいこと
- 原体験と、いまの事業がどうつながっているか
- 直近3〜6ヶ月で証明したいこと
- 調達額の主な使途(ざっくりでよい)
- お互いの期待値——返信の速さ、面談の頻度、守秘の範囲
初回では急がなくてよいこと
- 持分比率や詳細な契約条件の仮合意
- 「必ず出資します」といった約束
- 機密性の高い顧客リストや未公開財務の全文開示
条件の話は、双方が「続きを話したい」と感じたあとの方が建設的です。
終わったあとにやること
面談後24時間以内に、短いお礼と「次に確認したい一点」を送ると、対話が切れにくくなります。ともしび上のチャットに残しておくと、あとから見返しやすいです。
初回面談は選考ではなく、続きを書くかどうかの打ち合わせだと考えてみてください。
